週休3日にすれば効率が上がる論を安易に信じてはいけない

週休3日にすれば効率が上がると主張する人達がいる。しかし安易に信じると失敗する。
今回はこの件について考えていく。

週休3日は効率が上がるは本当?

冒頭を読んだ人は「実際に効率が上がってる企業がある」と主張するかもしれない。
もちろん私もそれが嘘だとは思わない。実際に存在すると思っている。
しかし効率が上がったのが事実だとしても、やはり安易に信じてはいけない。

 

ここで例を挙げている。
AさんがZ駅前で宝くじを購入した。すると1等が当たった。
この話を聞いて、BさんもZ駅前で宝くじを購入した。さて1等は当たったでしょうか?

このように問われて、Bさんも当たると考える人はほとんどいないでしょう。
なぜなら「当たったという過去」と「次も当たるという未来」は別物だからです。

 

話を週休3日に当てはめてみます。もう分かりますよね。
「週休3日で効率が上がった企業がある」と「週休3日にすれば企業の効率が上がる」はまったく別物なのです。

 

それでも週休3日にすれば効率が上がると主張するかもしれない。では問いかけます。

「3連休明けは効率が上がりますか?」

 

個人的に3連休明けに効率が上がった人をほとんど知りません。私自身も同様です。
「何か3連休明けはしんどいよね」とよく言いますし、よく聞きます。

 

それはたまの3連休だからと主張するかもしれない。
では今年のお盆休み明けは3連休がかなりの頻度で続いてますが、効率は上がりましたか?
もし仕事量が変わっていなければ、残業などでカバーしたことでしょう。

 

現在において週休3日で効率が上がった企業は、そのような体質が備わっていた企業だと考えています。
そのような体質が備わっていない企業が実施しても、上手くは行かないでしょう。

 

週休3日を要求することは、時給アップを要求してるのと同じこと。
例えば、5日で5万円の給料だったとする。
4日になっても5万円を要求するだろう。結果として25%アップを要求してるのと同じこと。
これは企業側にとって、とてつもないリスクとなる。

 

ここまでは難しさばかりを書いてきたが、決して週休3日を否定してる訳ではない。
ただ順番が逆ではと考えているだけだ。

先程も書いたが、週休3日は企業側にとってリスクが大きすぎる。
それによって減益や最悪倒産になれば、被害は社員に跳ね返ってくる。

ではどうすればいいか?
簡単です、実績を作ればいいのです。
今の仕事をこなすことが出来て初めて要求できる。出来ない人の要求は信じられない。
これは当たり前のことではないだろうか?

 

効率が上がっても社員に還元しない経営者もいる。
その場合は自信をもって会社を去ればいい。効率化できる腕があれば行く場所には困らない。

 

もしかしたら自分が効率化しても周りは変わらないとして、あえて行わないかもしれない。
その場合、そもそもその企業に週休3日は無理でしょう。

 

最後に個人的な心配点を書いておく。

「週休3日は人を社会を幸せにするだろうか?」
「より少数の富裕層と、より多数の貧困層を生みそうだと考えるのは私だけだろうか?」
「働かないのを美徳としてしまうと、猛烈に働く人の道具に成り下がらないだろうか?」

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました